架電ビューは
売れるか
このままの形では、
ほぼ売れません。
売れるのは、ツールではなく
「現場に合わせて作れる人」のほうです。
ただし、それは価値がないという意味ではありません。
売り方を間違えると売れない、という意味です。
以下、理由と、売れる形を順番に書きます。
01いまの数字
応募管理シートを集計しました(テスト行を除く)。
ここから見えるのは、痛みは本物だということです。
電話の9割近くがつながらない。
だから「いつかければ出るか」を見る画面には意味があります。
一方で、架電ビューは9月16〜17日に動き出したばかりで、
「これを使ったら、つながる率が上がった」という数字はまだありません。
売れるかどうかは、ほぼこの一点で決まります。
02本物の強み
- いまのスプレッドシートを変えずに乗る
小さい会社は、新しいツールに乗り換えるのを一番嫌がります。
シートの列はそのまま、上に「電話用の画面」をかぶせるだけ、というのは導入の壁が低いです。 - 応募した曜日×時間帯のマス
「自由に動けた時間に応募している」という仮説で、かける時間を散らす。
ここは現場で考えた発想で、よくある架電ツールにはあまりない視点です。 - 電話→記録→面談予約が一続き
発信して戻ると記録画面が出る。
eeasyの予約がシートの面談日に自動で入る。
「書き忘れ」「二重入力」が消えるのは、使う人にとって一番わかりやすい価値です。
03このままだと売れない理由
- 「架電の一覧と記録」は、すでにある機能
電話まわりのクラウドツール(IP電話・通話記録・CRM連携)や採用管理ツールは、月数千円〜で山ほどあります。
「記録ができる」「予約できる」だけでは、比べられた瞬間に負けます。 - HRマネジメント1社専用の作り
見出しの名前、結果の9種類、架電者の名前、合言葉、Apps Script。
全部がこのシートに合わせてあります。
他社に入れるたびに、ほぼ作り直しになります。「商品」ではなく「一点もの」です。 - 応募者の個人情報が、大﨑さん個人のGoogleを通っている
いまは上司の了承の範囲で動いていますが、
他社の立場で見ると「求職者の電話番号が個人アカウントを経由する」仕組みは、まず通りません。
売るなら、相手の会社のGoogleアカウントの中で動く形に作り直す必要があります。 - 会社の仕事として、会社のデータで作ったもの
そのまま他社に出すと、権利の話で揉めるおそれがあります。
外に出す前に、上中野さんに一言確認が必要です。 - 買う人が探している言葉と合わない
困っている人は「架電管理ツール」ではなく、
「電話がつながらない」「面談に来ない」で悩んでいます。
ツールの名前で売ると、刺さる前に素通りされます。
04売れる形は3つ
「今のシートのまま、電話が楽になる画面」を作る代行
月額のツールとして売るのではなく、1社ごとに作って納める。
相手は、Web広告や問い合わせから電話をかける小さい会社です。
人材紹介、不動産、リフォーム、保険、スクールなど、
「広告→スプレッドシート→電話」で回している3〜10人規模の会社。
値段の目安は1社15〜30万円+月1〜2万円の保守。
もう一度作る分、2社目からは早くなります。
社内で「つながる率が上がった」を先に出す
Aを売るときの唯一の武器は、ビフォーアフターの数字です。
いまの不在率87%が、架電ビューで時間帯を散らしたあとに何%になったか。
面談設定が月何人から何人になったか。
これが無いと、「便利そうですね」で終わります。
「どんな人が、いつ電話に出るか」のデータ
ツールそのものより、たまっていく行動データのほうが珍しい資産です。
塾講師は何曜の何時に出るのか。
これは発信のネタにもなり(build in public)、
「反響営業に詳しい人」という立ち位置をつくる材料になります。
ざっくり比べると
| 売り方 | 売れるか | 理由 |
|---|---|---|
| 月額ツール(SaaS) | × | 1社専用・競合多数・サポートと個人情報の責任が重い |
| 構築代行(A) | ○ | 一点ものの弱みが、そのまま「御社に合わせます」になる |
| 数字つきの実績(B) | ◎ | Aを売るための前提。いまはまだ無い |
| 行動データの発信(C) | △〜○ | すぐお金にはならないが、集客の入口になる |
0510月14日の目標との関係
正直に書きます。
架電ビューで10月14日までに100万円は、ほぼ届きません。
構築代行を1社20万円としても、5社が要ります。
残り26日で、実績の数字がないまま、見知らぬ会社5社に売るのは厳しい。
大﨑さんの強みは1対1で話すことで、冷たい一斉営業はいちばん苦手な形でもあります。
だから位置づけはこうです。
短期のお金ではなく、「反響営業の会社に入り込むための名刺」。
以前の方針にあった「反響型の会社で販売力を先に取る」とも、ちょうど噛み合います。
「電話がつながらない問題を、仕組みで解いた人」として話せるのは強いです。
06次の一手
ひとつだけ
10月1日に、
9月17日より前と後の
「つながった率」を比べる。
記録はもうシートに残っているので、集計はこちらでできます。
上がっていれば、それが売り物の最初の証拠になります。
上がっていなければ、売る前に直すところが分かります。
不在=「不在」「不在/留守電あり」「不在/留守電なし」の合計。
個人名・電話番号はこのページに載せていません。